2006-07-05 [長年日記]

_ [idea]Demetra build 5368(on off)

 でてます。Subversion用新リポジトリブラウザ搭載。

_ [java.fw.seasar]Spring vs Seasar

 GoogleのページランクではSpringが頭一つほど勝ってます By Googleツールバー。
 Googleからの来訪数はユニークビジター数ではないのでそれを宣伝するのはあまり...。
 Googleでのヒット数はユニークユーザ数とは必ずしも関係しないので宣伝するのはあまり...。

 後発がどんなに頑張ろうと、デファクト化した先発にはまず勝てません。
 WebWorkがStrutsより優れていたにも関わらず、Strutsには勝てず、結局Strutsの
 サブプロジェクトに吸収されてしまったという前例もあります。
 逆転するには他の追随を許さない圧倒的なブレイクスルーが必要です。

 Springは熱い議論が場外乱闘よろしく各所のブログ等で繰り広げられていて、そこに著名エンジニア
 が顔を出して論戦を展開し、盛り上げています。良いアイデアは吸収していこうという雰囲気を感じます、
 このことでコミュニティが活性化しているようにも思います。
 実際にSpringを利用した外部OSSプロジェクトの数は多く、ASFのプロダクトにもあります。

 Springにはボトムアップをしていこうという姿勢をなんとなく感じます。
 Seasarについてはメイン開発者と数人のハイレベルエンジニア?によるトップダウンという
 姿勢を感じます、メイン開発者と数人のハイレベルエンジニア?が幹を決め、それに従って
 他のエンジニアが動いているという印象を受けます。

 あと、両コミュニティの外部OSSコミュニティとの連携もあります。
 Springコミュニティは積極的に外部OSSコミュニティとの連携を行い、Spring関連機能のコントリビュート
 も積極的に行っているようにみえます。Seasarコミュニティはそのオールインワンの姿勢が 
 表すように、自分たちの仲間内だけで閉じているようにみえます。悪く言えば、Seasarコミュニティは
 既存のOSSプロダクトからアイデアやそこに使われている実装手法を真似るだけ真似てお返しは
 していないようにみえるともいえます。
 開発コミュニティに関しても人間関係と同じで"Give&Takeが基本"だと思います。
 外部OSSコミュニティと積極的に連携する場合に発生するデメリットがそのメリットを上回っている
 と思っているのでしょうか?個人的にはそのメリットはデメリットを遥かに上回ると思うのですが...。

 #Satoさんのツッコミへの返答
 #Struts Action Framework2.0は Struts1.X系への互換レイヤでWebWorkを包んでいるように思います
 #(間違った認識かもしれません)、ある意味ではWebWorkの勝利ですが、ブランドとしては敗北ではないかと...。
 #ひがさんのツッコミへの返答
 #私個人の外側から見た見解(感想)です、別に冒涜しているつもりはありません。断定口調はニュアンスが
 #違うので、修正しました。断定口調で書いてしまったことはお詫び致します。
 #十分に推敲してから文章を書いているわけではないので、ご容赦下さい。
 #羽生章洋さんのツッコミへの返答
 #この文章はあくまで私一個人の感想にすぎないんですが...。
 #少なくともSeasar2に関しては先行DIコンテナの"DIコンテナ"というアイデアの猿真似を
 #していると悪くいえばいえます、Springについても同様ですが。Springについては他OSS
 #開発コミュニティに対してそれを補うだけのお返しをしていっているようにみえます。
 #ひがさんのツッコミ2への返答
 #"盗む"を"真似る"と同じ意味で使っていました。"盗む"というのは悪い印象を与える言葉なので訂正します。
 #"盗む"という言葉を安易に使ってしまったことをお詫び致します。
 #「盗む」、「真似る」="Takeのみしている"ということです。Take(頂戴)した以上、お返しをする
 #(Giveする)必要があると個人的には思っています、それがOSSコミュニティであったとしても。
 #Takeして作ったプロダクトをOSSで公開したからといってそれがGiveしていることにはならない
 #というのが私の個人的な見解です。
 #ひがさんのツッコミ3への返答
 #同一コミュニティ内でのことは問題にはしていません。
 #開発コミュニティ間を想定しています。Take(頂戴)したなら、倍返しくらいではじめて
 #お返し(Give)したことになると思います。OSSなんだからソースを読んで真似たいなら
 #どうぞでは...。
 #ひがさんのツッコミ4への返答
 #この文章でのSeasarコミュニティはSeasarプロダクトの開発コミュニティ全体を指しています。
 #他のOSSコミュニティのほとんどがTake(頂戴)しているだけだから、自分たちもそれでいいと
 #いうのは余りにも...。
 #Take(頂戴)した以上、何らかのお返しを他の開発コミュニティに対してするべきだと思います。
 #それが必ずしも直接Take(頂戴)したOSSコミュニティである必要はなく、他のOSSコミュニティ
 #にお返し(Give)しても構わないとは思います。
 #Take(頂戴)したのがお返し(Give)したのよりずっと多いのではアレですが...。
 #Springコミュニティに対してお返し(Give)するとすれば、問題点の指摘と解決策の提案でしょうね、
 #「Springのココが駄目だから、Seasar2だよ」というのでは...、
 #「お返し」=「貢献」と判断してもらっても構いません。
 #koichikさんのツッコミへの返答
 #「〜コミュニティ」がユーザを含んでいる点でニュアンスが異なっていたので「〜コミュニティ」1
 #を「〜開発コミュニティ」に訂正します。ひとまず読み換えて下さい。
 #Seasar開発コミュニティにSeasar関連の外部開発コミュニティが合流したことは双方に
 #メリットがあり、GiveとTakeが相殺されていて、外部開発コミュニティへのお返しには
 #あたらないと思っています。
 #RELAX NGの作者である村田真氏はXMLスキーマ言語の専門家です、W3C XML Schemaの
 #現行仕様の勧告化前にその問題点を指摘し勧告化を阻止しようと動いていた人物の一人だと
 #思います(間接的にかもしれませんが...)。RELAX NGの前身であるRELAXはW3C XML Schemaの
 #勧告前に公開されています。もう一つの前身であるTREXの作者であるJames Clark氏も
 #XMLスキーマ言語の専門家であり、村田真氏と同様にW3C XML Schemaの現行仕様の問題点を
 #認識し、現行仕様の勧告化阻止に向けて動いていたと思います。
 #RELAX NGがW3C XML Schemaのアイデアを真似ているとは到底思えませんが...似ていると
 #すればXML構文を採用しているところくらいでしょう。
 #両氏共にW3C XML Schemaの現行仕様の問題点を指摘した上で現行仕様に手を入れても
 #どうにもならないと判断しているのだと思います(村田真氏のブログ等をよんでの認識です)。
 #W3C XML Schemaに関しては専門家による問題点の指摘及び解決策の提案が既に行われて
 #いるにも関わらず、問題解決が遅々として進まず、全面的問題解決には至っていないようですが...。
 #Springコミュニティへのお返しに関しては私個人の見解を述べただけです。競合がお返し(Give)に
 #なるというのはTake(頂戴)した側に都合の良い解釈だと思います。
 #sugimotokazuyaさんのツッコミへの返答
 #koichikさんへのツッコミに書いたことで返答とさせていただきます。
 #羽生章洋さんのツッコミ2への返答
 #すみません、うっかり敬称書き忘れてました。
 #羽生章洋さんのツッコミ3,4への返答
 #上に"〜全体"と書いたのはSeasar2.NETもSeasar2.PHPもSesar開発コミュニティの一部であり、
 #別コミュニティとは考えていないという意味です。Seasar開発コミュニティのプロダクト
 #全体が外部OSSプロダクトの真似をしているという意味ではありません。
 #S2Buri等に関しては私は門外漢なので、コメントは控えさせていただきます。
 #JBoss云々に関してですが、jBPM自体が外部プロダクトの買収であることは知っています。
 #JBossは企業戦略としてOSS戦略を採用しているので、純粋?なOSS開発コミュニティとは
 #毛色が異なると認識しています。
 #Seasar開発コミュニティが日本発Java系OSS開発コミュニティとして世界に出て行くのなら、
 #他のJava系OSS開発コミュニティの手本となるくらいジェントルであってほしいという
 #私の希望(願望)も入っています。
 #「海外に出て行く」と折に触れて宣伝するOSSコミュニティは珍しいと思いますが...。
 #Seasar開発コミュニティが国内のOSS開発コミュニティとして目につくので、私個人の
 #希望的願望もあり見る目が厳しくなっています。
 #1デベロッパとして自分の開発物(スクラッチ)をOSSとして公開することを考えた場合、私は寛大
 #ではないので周りのOSS開発コミュニティに対してGive&Takeであることを期待します。
 #それが期待できないならOSSではなくフリーウェアとしての公開に止めます、私は寛大
 #ではないのでフリーウェア化がせいぜいです。
 #HN考え中さんのツッコミへの返答
 #痛み入ります。
 #koichikさんのツッコミ2への返答
 #私個人の作成物のOSS化に関しては羽生さんとお会いしたときに「フリーウェアとして公開
 #しているライブラリをOSS化する気はない?」と尋ねられたことがあるので、書いたまでです。
 #OSSに幻想を抱いていると言われればそのとおりです。Give&Takeが幻想なら私個人としては
 #自作物でもって総体としてのOSS開発コミュニティに参加する気にはなれません。ソフトウェアの
 #規模的にGive&Takeが期待できないので自作物でもって総体としてのOSS開発コミュニティに
 #参加しない方は結構いるのではないかと思います。ある程度規模の大きなソフトウェア
 #で複雑な内部構造であれば簡単に真似られてしまうことはありませんが、小規模で
 #コンパクトなら真似ることは容易です。Give&Takeが幻想なら、自分一人でメンテナンス
 #できるコンパクトなソフトウェアを何時の間にか真似られてしまう危険を冒してまでOSS化
 #するメリットはありません。公開(Give)することでユーザがついてユーザからバグ報告等
 #(Take)があることを前提としなければ、OSSの開発は長続きしません。Give&Takeがなければ
 #何時の間にか開発が停滞、公開サイトは開店休業状態と化し、そのOSSは
 #フェードアウトしていきます。SF.JPを少し捜せば開店休業状態のモノはすぐに見つかります。
 #RELAX NGとW3C XML Schemaの間には明確な違いが存在します。RELAX NGは村田真氏の
 #考案した生垣オートマトン理論という基盤に基づいて設計されています。対してW3C XML Schema
 #には論理的基盤はありません。論理的根拠があるのとないのとでは大違いだと思います。
 #IoC(DI)という考え方は1998出版の本に既に登場しています。
 #対して"DIコンテナ"というアイデアはPicoContainerまで登場しませんでした。
 #Seasar2やSpringは先行DIコンテナの"DIコンテナ"というアイデアを真似ているとはいえる
 #と思います。Seasar2とSpringの内部構造の違いは認識しています。ただ「Springの
 #XML解析が遅い」等の内部構造に依存していない部分での問題点の指摘と解決案の提案は
 #できるのではないかと思います、それをネタにして「Springは駄目、Seasar2」とやるのは
 #違うのではないかと思います。
 #Mayaaの"HTMLテンプレート"のアイデアはMayaaオリジナルではなく"Nirvana"や"Taspestry"
 #からアイデアをTakeしたと認識しています。"HTMLテンプレート"ベースのテンプレートエンジンの
 #アイデア自体はMayaaよりずっと前にRubyのAmrita(PN.essaさん作)で既に実装されていて、
 #Mayaa発のアイデアというわけではありません。
 #koichikさんのツッコミ3への返答
 #上の文章は私個人の見解というか感想文です。感想に根拠を求められても困ります。
 #私個人の思い込みもおそらく入って書いています、書いたことが全て間違っているというのなら
 #それで構いません。感想に根拠を与えるために時間を掛ける気はないので。
 #ただSeasar開発コミュニティがもっと外側からどのように見られているかを意識したほうが
 #いいのは確かです。外側にいる人間にはコミュニティの実態はまったくわかりません。
 #掲示板等を通してコミュニティ内の人間に接する機会のある人間にはなんとなくわかる
 #でしょうが、そういう機会を持たない人間には実態は全くわかりません。
 #他のOSS開発コミュニティの開発物に対して攻撃的であるとかオールインワン
 #("the Seasar Foundation"のOSSプロダクトで全スタックカバー)というメッセージばかり
 #発していると、私ほどではないにしろ、"the Seasar Foundation"に対して良い印象を
 #持たない人間は増えていくと思います。
 #私のように母国語が同じで意思疎通のできる人間が相手なら認識の間違いを指摘することは
 #簡単です。母国語が違う人間相手にはそうはいきませんし、私のように自分のブログ等で
 #間違った認識であっても書いてくれれば認識違いを正すことはできますが、心のなかで
 #漠然と誤認識をしている人間相手に認識違いを正すことは難しいと思います。
 #それなりの時間(数十時間以上)を掛けて自作したモノをGive&Takeが幻想でTakeのみされる
 #のならオープンソースにはしないという考え方が異常ですか?私の公開しているフリーウェア
 #は内部構造が単純で正規表現とオブジェクト指向とJavaを理解している人であればコードを
 #一日も掛けずに理解できてしまうようなシロモノです、実装にはそれでもそれなりの
 #時間を要しました、愛着もあります。愛着のあるモノを簡単に手放す気にはなれません。
 #反面、ユーザとしてOSSを利用させていただいている身としては総体としてのOSS開発
 #コミュニティに対して自作物(スクラッチ)のOSSとしての公開という形ではなくても何らかの
 #お返しをしたいという気持ちはあります。積極的に参加・活動したい特定のOSS開発
 #コミュニティ等には今のところ出会っていませんが...。
 #koichikさんのツッコミ3への返答
 #「事実であるかのように書いている」というのはあなたを含む読者の勝手な思い込み
 #で、こちらに根拠を示せというのは筋違いです。そんなことは知ったことではありません。
 #また、私が書いた他のエントリにまで枠を広げてここで議論する気はありません。
 #Web上の情報は玉石混交が常であり、私の書いた文書が事実かどうかは読む側が調査
 #して判定すべきことです。
 #岡本さんやたけぞうさんがSeasar開発コミュニティとは全く別に活動されている部分まで
 #Seasar開発コミュニティの外部との連携というのはどうかと思いますよ。
 #Teedaに関しては羽生さんからスクラッチであることはお聞きしていますが、MyFacesの
 #コードを読んで使えなかったから別に作ったということであって直接コードを利用して
 #いなくても一種の派生であると認識しています。
 #PerlのCatalyastやPythonのTurboGearsがRoRにインスパイアされて作成されたの
 #とはちょっと違いますが似たような理屈です。
 #JavaWorldのある号の記事でSeasar2にはほとんど言及されていないにも関わらずSeasar2
 #についてちょこっと触れた文章が間違っていたのをその記事の著者が悪意をもって書いたかの
 #ようにSeasar2メイン開発者のブログに書かれていたことがありました。それは明確な根拠が
 #あって書かれているのでしょうか?私がFUDとも受け取れる文章を書くことがあるのは
 #認めますが、私の書いた軽率な文章を糾弾されるのなら、身内の書いた文章にも眼を
 #光らせておいてほしいものです。
 #koichikさんのツッコミ4への返答
 #Teedaの派生云々に関してですが、要するにあなたはコードを流用していなければ派生には
 #当たらないというわけですね?、それは開発エンジニアの世界では当たり前ですが、一般の
 #社会では開発エンジニアのお馬鹿な主張と言われてもしょうがないですし、その主張は
 #一般の社会では通用しないと思いますよ。例えばMacOSやWindowsはXeroxのパロアルト
 #研究所で開発されたAltoの派生物であると一般的には考えられています、これに関しても
 #あなたの主張ではコードを流用していないから派生にはあたらないわけですね?
 #マイクロソフトのMS-DOSについてもマイクロソフトとは関係しない個人が作ったモノ
 #(名前はど忘れ)の説明書を読んでゼロから書かれたモノという話について私は「MS-DOSは
 #ある個人が作ったモノの派生である」と認識しますが、あなたの主張ではコードを
 #流用していないから派生には当たらないというわけですね?
 #私はエンジニアですが、開発エンジニアでない第三者が同じようなことを書いたと仮に
 #想定した場合でもあなたは開発エンジニアのの常識が通用しない相手に対して
 #「頭の悪い主張」という論法で相手を攻撃するんでしょうね、きっと。
 #「"読者の勝手な思いこみ"こそが重要」というのはあなたサイドの主張、それに
 #"対して知ったことではないし、指摘箇所を訂正・修正する気もありません。
 #"読者の勝手な思いこみ"はこちらにとってどうでもよく、「ASIPって馬鹿だな、奇人・変人だよ」
 #と別の場所に書かれていても全然気になりません。
 #「"読者の勝手な思いこみ"こそが重要」というのであれば、こことはどこか別の場所に
 #「ここに書かれている何月何日のエントリには事実とは異なることが書かれている」
 #と掲載しておいて、来訪者数の多いサイトにでもそこへのリンクを張っておけば済む問題です。
 #「そこに該当箇所からリンクを張れ」ということであれば張ってもいいです。
 #「私が書いた文章("脅す"云々の件は別)」くらいで名誉毀損の訴訟を起こせば私よりは
 #"the Seasar Foundation"のほうが物笑いの種になると思います、2CH辺りがとびつくでしょうね。
 #指摘箇所への追記は行いませんが、指摘箇所とこのエントリが同じカテゴリに含まれる
 #ようには変更しました。
 #ちなみにご参考までにこの文章を書き始めて現在までのここへのユニークビジター数(http://asip.tdiary.netのみ)の
 #推移を載せておきます、7/5:446、7/6:825、7/7:674。平常時のユニークビジター
 #数はよくて百数十くらいです。目くじらを立てて訂正を求めたり、名誉毀損だと騒がなければ
 #いけないほどの規模のユニークビジター数には程遠いです。
 #JavaWorldの件について謝罪文が掲載されていたことまでは知りませんでした。
 #koichikさんのツッコミ5への返答
 #Googleからの来訪数云々は私が読み違えていたので修正しました、Googleでのヒット数は
 #ここのようにただリンクしているモノ、"the Seasar Foundatin"開設メーリングリストの
 #WEBアーカイブ等々も含まれますので、書いていることは的外れではないはず。
 #JavaWorld云々の件は「読んで私のように感じる人間もいる」ということの例です、
 #「"読者による思い込み"こそが大事」に対して"読者による思い込み"の一例として書いた
 #ことでもあります、自分たちに対する攻撃?には「"読者による思い込み"こそが大事」
 #と応戦するのなら身内の書いた文章に対する"読者による思い込み"はどう扱うのかと
 #いう問いかけでもありました。
 #「"作者の悪意であるかのように書かれている"」という私の認識をkoichikさんが「それは
 #誤解」と宣言すれば、そこで終わる話です、態々訂正するほどのことではないと思っています。
 #Teedaに関しては「JSF仕様書を読むだけ」でなく、その実装にあたって「MyFacesの
 #コードを流用はしていないが、コードを読んではいる」こともふまえて、派生としています。
 #CatalystやTuboGearsを例に出したのはまずかったかもしれません、JBossとGeronimo
 #の関係を例にするべきでした。
 #koichikさんのツッコミ6への返答
 #「JBossとGeronimoの関係」について書いておきます。
 #Geronimoの歴史は元々JBoss(APサーバ)の開発への参加者の一部がJBossのライセンス(LGPL)
 #やJBossGroupの方針に異を唱え、別のAPサーバの開発を始めたことから始まります。
 #Geronimoの初期のプロトタイプにはJBossのコードが一部(かなり?)流用されていたため、
 #JBoss Group(JBoss Inc?)がGeronimoの開発者に対して抗議を行いました。
 #その後、GeronimoからJBoss由来のコードが削除され現在に至っています。
 #そのような歴史的経過があるので、「JBossとGeronimoのの関係」を例に出しました。
 #有識者の方、「JBossとGeronimoの関係」について間違いがあればフォロー願います。
 #私が上記の感想文を書くにあたってそう感じた根拠?はありますが、それを
 #指し示して議論する気はありません。何度「根拠を示せ」といわれてもこちらに
 #その気はないので、堂々巡りになるだけで時間の無駄にしかなりませんよ。
 #要するにkoichikさんが言いたいのは「自分たちに対して何か批判めいたことを書くのであれば
 #綿密に調査して自分たちが100%納得する明確な根拠を用意してから書け」ということですね?
 #koichikさんは私の"Give&Take"の考えを読んで「お近づきしたくない人種」だと書かれ
 #ましたが、私の仮説が正しければ「批判するなら綿密に調査して100%明確な根拠を
 #用意しろ」というような人と私はお近づきになりたくはないですね。
 #JBossWorldの件については私が誤解していたことを認めます。
 #koichikさんのツッコミ7への返答
 #「JBossとGeronimoの関係」がそのまま「TeedaとMyFacesの関係」に当てはまるとは一言も
 #言っていません、自分に都合の良いように曲解誤解するのはやめてください。
 #あなたのようなケツのこまい人(私の感想です)とこれ以上対話する気になれないので
 #7/10(月)の24時までにこの文章を残しSeasarについてこの日記上で一言でも触れた文章
 #全てからSeasarに触れた部分を削除します。以後、Seasarについての文章は2度と書きません。
 #あなたのような人と同じコミュニティ(the Seasar Foundation)に参加している人に
 #この日記で私が個人的に収集している情報等を閲覧されたくないので該当すると思われる
 #方(アンテナに登録している方等)には「この日記がSeasarに関して何か書かない限り
 #2度とこの日記を読まない、もしSeasarについて何か書かれた場合は該当する文章のみ読む」
 #ように通達して下さい、よろしくお願いします。
 #先程(7/10 0:00すぎ)には書き忘れましたが、こちらがthe Seasar Foundation参加の人間に
 #読まれたくない以上、the Seasar Foundation参加の人間の書いたブログをこちらが読む
 #のはフェアではない(おかしい)ので、もちろん、こちらのアンテナからも該当するブログ
 #を7/10の24:00までに削除します。
 #koichikさんのツッコミ8への返答
 #今「Seasarについて何も書かない」と宣言しても数年後?、それを忘れてうっかり
 #書いてしまうことはありえます。カッコ悪くて結構です。私は記憶力は確かなほう
 #なので「書くことはまずありえない」とは思いますが、何年も先のことはわからない
 #ので「カッコ悪い」ことを書いてしまいました。
 #例えば"the Seasar Foundation"から私が褒めちぎりたくなる様なプロダクトが発表されて
 #(今のところ、それほどのプロダクトには出会っていませんが...)ついうっかりその
 #プロダクトのことを書いてしまうかもしれません、それもカッコ悪いことなんですね。
 #「Seasarについて何も書かない」のうちには"Seasarの活動"についてだけでなく
 #"Seasarのプロダクト"について書くことも含まれます。
 #私がこの日記上でSeasarに関して触れている部分を全て削除する以上、他所で
 #"the Seasar Foundation"参加の人間により少しでも引用されている私の
 #書いた文章の切れ端について(「脅す」云々の件の部分は別)その削除を希望します。7/10の
 #24:00以降で結構ですので削除願います。
 #「Seasarに関する一切の事柄を頭の中からデリート及び私個人の情報網から消す、
 #そんな団体やプロダクトがあることさえ記憶の隅に残さない」ことに決めました、Seasar
 #(団体、プロダクト)は世の中に存在しないモノとして認識する(扱う)ようにします。
 #同じ世界に存在するモノとの認識が余計なことを書くことに繋がっている気がする
 #ので、Seasar(団体、プロダクト)は自分とは全く関係のない別の世界に存在すると
 #思うようにしますとも言い換えられます。
 #Seasarへの個人的な注目...あぼ〜ん。
 #
 ##ここからは勝手な独り言
 #"the Seasar Foundation"に参加している人(koichik氏以外)がこのブログを読んだり、
 #"the Seasar Foundation"に参加している人(koichik氏以外)がこのブログに書かれている
 #文章を引用するのは実は別に構わないんです。アンテナやブログ等から削除する必要はありません、
 #上の削除依頼文章はムカついてきた時に勢いで書いてみただけです。
 #"the Seasar Foundation"の活動やプロダクトについては宣言したとおり、二度と
 #書きません。
 #
 #このブログで"the Seasar Foundation"の活動やプロダクトについて触れた箇所を(この文章を
 #除いて)全て(?)削除しました。
 #削除し忘れている箇所があれば、ご指摘願いします。

 特定のOSS開発コミュニティ自体が他のOSS開発コミュニティとの連携を宣言していなくても、
 特定のOSS開発コミュニティに参加している人間が他のOSS開発コミュニティに参加し特定の
 OSSコミュニティのOSSプロダクト関連機能を他のOSS開発コミュニティにコントリビュート
 していれば、「あるOSS開発コミュニティが他のOSS開発コミュニティ
 と(間接的に)連携している」といっても差し支えないように思います。

 Seasar2とSpringについてちょっと書いておきます。
 別にSpringが好きというわけでもなく、Seasar2が嫌いというわけでもありません。
 「Seasar2が好きだから、Springを攻撃するというのはどうよ」というだけです。
 個人的にはSunやIBMや海外?の最先端の技術者はDolphinで追加されるメソッドリファレンス
 やプロパティ等の新機能を見据えた上で現行のDIコンテナの先にある軽量コンテナの姿を既に
 思い描いているのだと最近は思っています。DIコンテナについてJCPで仕様化の動きになっていない
 のであながち的外れでないのではないでしょうか?

 つづく...文章推敲中。

 #ツッコミ2つに気になる固有名詞があったので、ツッコミ自体を修正したモノを再掲しておきます。

HN考え中   (2006-07-06 05:10)
ASIPさんの日記にはときどき軽率な発言があるように感じています。よく考えたうえで書き、さらには推敲してから公開するようにしたほうがいいと思います。そのような努力も、ひろい意味でOSSへの貢献になると思いますし、逆にそういうことをせずに、単に思いついたままに特定のプロジェクトを賞賛・罵倒して(それも根拠も明確でないまませいぜい主観的な理屈づけのみで書き放って)いたのでは、ひろい意味でOSSの活動に迷惑をかけるだけになるのではないでしょうか。
批判をするなというのではありません。賞賛するなというのでもありません。批判にも賞賛にもなっていない(そのためプロダクトに関する議論にも進展していかない)と思ったというだけです。このままではこの日記とツッコミ欄は「ASIPさんに議論の仕方をティーチングする場」というだけの価値しかなくなってしまうのではないかと思います。それではもったいないでしょう?
今後の発展を期待します。いまの方向性には良い評価はできませんが、改善の余地はあると思います。がんばってください。
とおりすがり (2006-07-06 08:28)
HN考え中さんに賛成。
ASIPさん、かなり強いというか誤解を生みやすい言葉を使うくせに根拠・論理・主張とか明確でないですよね?
ひがさん、koichikさん、羽生章洋さんの問いに関してきちんと答えないと
議論として成り立たないと思うのですけど。
HN考え中さんとかぶりますけど、今のASIPさんの意見だけ見ると、どうにもヒステリック
にしか読めないです。ジェントルとかそれ以前に筋道が通ってない。
批判する意見でも筋道とおってればこの話の流れにはならないと思いますよ。
OSSをよくするための、きちんとした議論を期待しています。


  [関連]国産Java系OSSプロダクトの日本国内での普及(on off)
  [関連]人間関係は"Give&Takeが基本"(on off)
  [関連]DI(IoC)コンテナって結局...(on off)
  [関連]DI(IoC)コンテナが接着剤なら、EJB3って何...(on off)
  [関連]自分が賞賛するモノの共通点(on off)
  [関連]Rails的世界の「安心」と「信頼」の力学(on off)
  [関連]商売とボランティア(on off)
  [関連]ドキュメント重要!(on off)
  [関連]OSSにおけるアップストリームとダウンストリームの関係(on off)

_ [java.fw.***]***の海外進出について

 あぼ〜ん。上記の削除宣言に基づき、削除しました。

本日のツッコミ(全25件) [ツッコミを入れる]
# ひが (2006-07-05 18:10)

書いてもいいことと悪いことがありますよ。今回は、冒涜です。

# sato (2006-07-05 18:15)

WebWorkって吸収されたというより、WebWork時代が次期Strutsになるわけですよね。むしろ、WebWorkの設計の良さが認められた証明では?

# 羽生章洋 (2006-07-05 18:46)

具体的にどのプロダクトのどのコードが盗用されているのか、きちんと説明してください。そう思うというだけで、泥棒呼ばわりしても許されるとでもお思いですか?

# ひが (2006-07-05 19:08)

OSSであるSeasarのどこが盗んでみえるんですか。
それを先に説明してください。

# ひが (2006-07-05 19:41)

何度も書いているようにSeasarはOSSであり、ソースが公開されています。そのソースコードを真似ようと思うのかどうかは、相手の意思次第であり、Seasarとは無関係です。
相手にSeasarのソースコードをTakeしてくださいというんですか。それはどう考えてもおかしいと思いますけど。
Seasarにインスピレーションを得た、あるいは参考にしたって話はいろいろ聞いてますよ。
S2Container.NETだってS2Container.PHPだって、最初は、Seasarとは別のプロダクトです。あとから、Seasar本体に合流したのです。
そのほうがお互いに相乗効果が高いと判断したからです。
合流せずに別のプロダクト同士だったら、お返ししているとみなすんですか。それは、おかしな話です。
もしかして、参考にするのは海外のプロダクトでなければだめなんですか。それもおかしな話です。

# ひが (2006-07-05 20:19)

一つ前にコメントで、最初は、S2Container.NET、S2Container.PHPだって別のコミュニティだって書きましたよね。
それに対しては、どう思っているのですか。
Springに対してだって、私は、Rodが日本に来たとき、Seasar2.3の最新アイディアの話をしましたよ。Shaleについていえば、Craigが日本に来たときに、HTML templateの話をしましたよ。
お互いに情報交換してますよ。
あなたは、もちろんSpringとSeasarのソースコードを呼んだ上でいろいろ書いていると思いますが、SeasarとSpringは、全く違うものなはずです。DIってアイディアは一緒ですが。
アイディアならお互いに情報交換してると思いますけどね。
私がRodに対して、Seasarがこんなに良いアイディアがあるから、Springのソースコードに取り込めと言えばいいのですか。
全くおかしな話です。
どうしたら、倍返ししたことになるのですか。
あなたのロジックどおりなら、ほとんどのOSSのプロジェクトは、まねるだけで、Giveしていないんじゃないですか。
そういえば、Seasarは、backport175に対してもパッチを出しているし、貢献していますよ。

# koichik (2006-07-05 21:21)

ひがさんがネットから遮断されたので代わりに.
時系列を無視しないでください.
S2Container.NETやS2Container.PHP,Maple,Kvasir/Sora,Tuigwaa などは,Seasar ファウンデーション (旧 Seasr プロジェクト) の「外」で始まったものです.
例えば Kvasir などは V1〜2 までは Seasar とは全然関係のないところで開発され,公開もされてきたプロダクトです.それが V3 になって Seasar を採用することになりましたが,それは Seasar プロジェクトの「外」で起きたことです.
その後 Seasar プロジェクト (現在の Seasar ファウンデーション) に合流しましたが,それはそうするだけのメリットがあったからであり,Seasar プロジェクトがそのメリットを Give したからとも言えるでしょう.
それらは全部無視ですか?

それから,Spring コミュニティに対するお返しとやらは,いろいろあると思いますよ.
Spring に競合できる存在となって,お互いに切磋琢磨する状況を作るというのもその一つでしょう.
あと,「Springのココが駄目だから、Seasar2だよ」は「XML Schema のココが駄目だから、RELAX NG だよ」ってのと大して違わないと思うけど.そっちは批判しないよね.矛盾してない?

# sugimotokazuya (2006-07-05 22:01)

はじめまして。S2Container.NETのコミッタをしてますsugimotokazuyaと申します。既に書かれていますが、S2Container.NETもSeasar2からGiveされて誕生したものです。Seasar2無しにはありえませんでした。後発のプロジェクトやコミッタの多くはSeasar2からGiveされて誕生もしくは参加されたのだと思います。「他のコミュニティ」を強調されていますが、S2Container.NETがSeasarのコミュニティに参加したのも、もっとSeasar2からGiveを受けることができると判断したためです。ってもうhigaさんやkoichikさんが書いてますね(^^;)まあGiveを受けた当事者ということで。
Seasarがこのまま成長を続ければ、S2Container.NETとかではなくASIPさんの言われるような巨大コミュニティとの連携も近いかもしれませんよ(^^)
ただ、お返しといってもけんかのお返しとは違ってこちらから仕掛けるものではないので(もちろんそのための環境作りはがんばり所ですが)、相手に認められてこそだと思うので、そのためにもSeasarのメンバーは「今」をがんばっているのだと思いますよ。(^^)/
ただ他のコミュニティに認められるよりも、ユーザに認められるようにという方向の方が意識は強いでしょうか(^^)

# 羽生章洋 (2006-07-05 23:58)

呼び捨てかい(^^;

# 羽生章洋 (2006-07-06 00:07)

脅す(以前の私に対する記述)、とか、盗む、とか、そういうエキセントリックな表現で人目を引こうとしていること自体が、あなたがSeasarに求めているジェントルなものに反してるんじゃないでしょうか。
とりあえず、盗むを真似る改めてお詫びしますとまで書いたということについて私はあなたのその誠意については認めますが、真似るだけ真似て、とまで書いて、しかもSeasarプロダクトの開発コミュニティ全体を、とまでいうからには、相応に各プロダクトについてパクってると断言できる論拠があるんですよね?
んじゃ、まずはS2Buriあたりから突っ込んでくださいよ。期待してますよマジで。jBPMあたりとしっかりと比較してくださいな。まさか、ワークフローエンジンというだけで類似なんていわんでしょうね。さぁ、あなたの本気の実力を見せてください。
繰り返します。JBossを高く評価している一方でSeaserをそこまで貶める表現を連発するエンジニアとしてのあなたの見識に期待しています。

# 羽生章洋 (2006-07-06 00:36)

ちなみにjBPMは元々はJBossのものではありません。買収したものです。S2Buriの前身が開発を始めた当時、まだ買収の話の欠片も見えていませんでした。当然ながら、その辺りまで踏まえて何がどう真似ているのかをきちんとご指摘いただけるのだと信じています。
S2Buriについて終わったら、次は各種ルールエンジンについて順番に議論を重ねていきましょう。何せ「全て」ですから。
繰り返しますが、本気のスキルとナレッジの発揮を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。

# とおりすがり2 (2006-07-06 10:18)

なんにせよ、こういった議論が日本で起こっていることが重要で、
日本の開発コミュニティが非常に成長してきている証だと感じます。

今はSeasarの開発コミュニティが特出して目立っていますが、
これをきっかけにもっとたくさんの日本発の開発コミュニティが出来ることを期待しています。

# koichik (2006-07-06 11:30)

> GiveとTakeが相殺されていて、外部開発コミュニティへのお返しにはあたらない

はぁ,そうですか.
ちなみに,「ひがさんのツッコミへの返答」の中の「Springについては他OSSコミュニティに対してそれを補うだけのお返しをしていっている」について,具体例をいくつか教えてもらえますか? 今後 Give する参考にさせてもらうかもしれないので.

> RELAXはW3C XML Schemaの勧告前に公開されています。

Seasar2 (2.0.0) は Srping 1.0 のリリース前に公開されています.
ま,XML Schema が勧告になるまでと同様,Spring が 1.0 になるまでに長い期間かけているので大して意味はありませんけどね.

> RELAX NGがW3C XML Schemaのアイデアを真似ているとは到底思えませんが...

名前空間をサポートし,XML 構文を採用したスキーマ言語という立ち位置は同じですよね.DTD と XML Schema,RELAX NG は,Pico Container と Spring,Seasar2 と似た関係にあるといえます.
DTD の先に XML Schema や RELAX NG のようなものが出てきたのは当然であって,画期的なアイディアがあって初めて生まれたというものではない (それぞれに画期的なアイディアが含まれていないという意味ではない).同じように,Pico の先に Srping のようなものが出てきたのも当然であって,画期的なアイディアがあって初めて生まれたというものではない.XML で設定する (非 DI) コンテナとしては Avalon なんかも先にあったわけだしね.
XML Schema と RELAX NG のように,Spring と Seasar2 は同じカテゴリにあっても内容は相当に異なります.貴族とボヘミアンのように違う.Spring に対して Seasar2 的な「問題点の指摘と解決策の提案」をしても受け入れられないだろうというくらい,価値観から違う.「盗む」「真似る」と言われるほどには似てないと思いますよ.
ちなみに,Seasar2 のどの辺が Spring を「盗む」「真似る」だと主張しているのでしょうか?

「羽生章洋さんのツッコミ2への返答」から
> 私は寛大ではないので周りのOSS開発コミュニティに対してジェントルであることを期待します。
> それが期待できないならOSSではなくフリーウェアとしての公開に止めます、

全然意味が分からないけど,OSS とかコミュニティってものに幻想抱きすぎじゃないの?
だいたい,コミュニティコミュニティいうけどあなたの言うコミュニティって何よ?

# koichik (2006-07-07 00:00)

こちらの質問はほとんど答えて頂けなかったようで.まぁいいでしょう.あなたが「Take できなければ Give しない」という価値観を持っているということは分かりました.それが人間関係でも基本なんですね.どうりで仲良くできそうもないわけです.まぁいいでしょう.価値観は人それぞれだし,そういう人が少数派とも思ってないし.
しかしながら,そういう価値観の人だけではそもそも Give & Take が成り立たないことくらいは理解できますよね? できなくてもいいけど,そういう価値観を OSS コミュニティとやらに期待するのはおそらく無理です.Take なんて期待できなくても Give するのが当たり前でないとやってられない.だからこそ,あなたも自作のものを OSS にできないわけだろうし.逆に言えば,少なくとも OSS コミュニティに積極的に関わってる人ってのは Take なんて期待していない人なんじゃないかと思いますけどね.
そもそも何が Give で何が Take かも人それぞれですしね.例えばまねされるってのはあなたにとっては一方的に Take されるだけで Give してもらえないってことなんでしょうけど,そうじゃない人もいるわけです.
例えばある人が SpringAxis というプロダクトを作っていました.最近どうなったかは知らないけど,これは初期の S2Axis の Spring 版として始まったものらしいです.これなんかは,あなたの価値観だと「盗む」、「真似る」="Takeのみしている" ってことになるんでしょうねぇ.しかしながら,S2Axis 作者の私にとっては「興味を持ってもらえた」,「参考にしてもらえた」= "Giveしてもらった" ということになります.
どちらが正しいとかいうつもりはありません.いろいろな価値観があるということです.
で,もし Spring なんかのコミュニティの人達が,Seasar のコミュニティに対して「盗む」、「真似る」="Takeのみしている" と感じているのなら,彼らがそう表明すればいいと思います.あなたが Spring などのコミュニティの一員というならともかく,それこそなにも Give していないような人から Give しろとか言われてもなぁ,って思います.
そういえば,かつて springframework.org のトップページからリンクされていた Spring Pad には,自分が書いたかなりの量の記事 (Spring 入門記) があったわけですが,こういうのは Give したうちに入らないんでしょうかね? Spring が理解されることに多少なりとも貢献できたんじゃないかと思うんですけどね.別に貢献しようと思ってやってたわけじゃないからどう評価されても構いませんけど.
あと,自分の名前は koichik ですので.別に憶えてもらわなくてもいいし,できればもう関わらずに済むことを願ってますけどね.

# shot (2006-07-07 10:45)

ASIPさん、はじめまして。
shotと言います。Seasarのコミッタの一人として発言します。

Seasarの海外進出について、勘違いされたのはどこの情報でしょうか?
きちんと出所を明記していただけますか?
Seasar Foundationとしても海外進出のために
英語のサイトをopenしたりしていますが、それは海外進出の
一歩にはあたらないということでしょうか?
またはひがさんがJavaOne SFで発表したりというのは
海外進出にあたりませんか?

Seasar Foundationとしては今現在Seasarを使って頂いている
日本の開発者の方々のFeedbackはコミッタとしては
非常にありがたく思っていますし、出来るだけ対応したいと
思っています。またそれとは別に、今後より多くFeedbackを
受けるために海外で使って下さる方々にも
アピールしていきたいと考えています。

# shot (2006-07-07 14:11)

>JavaOne SF2006での公演はSesar2の海外進出としては失敗だった認識しています。

私はそうは思いません。何が成功で何が失敗かの定義が
私とはだいぶ違うようですね。なぜそんな見方しかできないかが理解できません。
私が考える失敗とは、Seasar Foundationの歩みが止まってしまい、
今までそしてこれから使って下さる方が不利益をこうむるようなことが
失敗だと思っています。基本的に皆さんのFeedbackを取り入れて、
歩み続けること自体が成功であると思っていますし、
そういう意味でJavaOne SFで海外へのプレゼンスを一歩
進められたのは大きな一歩じゃないかと思います。
そうやって一歩一歩歩み続けることが重要だと思っています。

ASIPさんの意見を読むと、何か途中のステップを
全てすっとばして理想だけを語っているように見えます。
日本でのプレゼンスを高めて地盤を強化していくのと同時に
海外へのプレゼンスも徐々に高めていくという非常に地味で
労力のいる作業を既にしているとは思えませんか?
日本語ですがJavaDocを作ってくれているチームは
非常に地味で労力のいる作業をしてくれているし、
それが最大の効果を生む、そう思えませんか?

まずはご自分が書いている文章を読み直してみてくださいね。
もう少し有益かつ論理的な批判・つっこみを期待します。
あとは、ちゃんとコミュニケーションしてくださいね。

# shot (2006-07-07 16:50)


>私はただ外部から眺めている人間なので、好き勝手に書いてます。

はい、もちろんそう思っています。本当に"好き勝手"という言葉が適切ですね。
ただし好き勝手書くにもHN考え中さんなどが指摘しているとおり、
表現は考慮したほうがいいですよと言いたいだけです。

>「コミュニティケーションして下さい」とのことですが私自身、Seasar開発コミュニティと
> 積極的に関わる気もありません。

いえ、対コミュニティとの事を言っているのではなく、
コメントをくれた方々に対して回答して、
議論にしませんかと言っているだけです。
なんか読んでてかみあってないなあと思ったので。

# koichik (2006-07-07 20:00)

> 上の文章は私個人の見解というか感想文です。
> 感想に根拠を求められても困ります。

あなたが困るかどうかなんて私の知ったことではありません.
ここはあなたのブログですから,あなたが書きたいことを自由に書いていいと思います.しかし,ここがネットに公開されている public な場である以上,あなたはあなたが書いたことに責任を負わなくてはなりません.あなたの書いたことの中に虚偽が含まれていると判断すれば根拠の提示を求めることもあります.あなたはそれに答える責任があります.ただそれだけのことです.
責任を負いたくなければ private な場でやってください.private な場というのは,不特定多数に公開されていないということです.あなたにしか見えないところであれば,あなたが無責任に何を書いても自由でしょう.きっと.

それから,あなたは「事実」と「意見」をもっと明確に区別して書くように意識すべきです.以下はある書籍に出てくる小学 5 年生の教科書からの引用です.

・事実とは,証拠をあげて裏づけすることのできるものです.
・意見というのは,何事かについてある人が下す判断です.ほかの人はその判断に同意するかもしれないし,同意しないかもしれません.

分かりますか?
「Seasarは嫌いだ」は単なる意見です.あなたはこのような意見を自由に書いて構いませんし,その理由を問う人がいても答える必要はありません.しかし,「Seasarは泥棒だから嫌いだ」となると,「Seasarは泥棒」の部分は「事実」としての記述ですから根拠を示せなくてはなりません.そして,その真偽が問われることにもなります.
単なる「意見」を「事実」であるかのように表現すべきではありません.あなたが「意見」のつもりで書いたことでも,それが「事実」であるかのように書かれていれば,あなたは根拠を示す責任があり,それができなければ訂正・または削除する責任があります.

例えばあなたは 2006/05/18 のエントリで

> Teedaに関してもMyFaces派生なだけで厳密にはJSF仕様準拠ではない(=JSF仕様準拠のテストを通過していない)。

と書いています.ここでの「Teedaに関してもMyFaces派生なだけ」は「事実」の記述ですから,その根拠を示してください.あなたにはその責任があります.根拠を示せない場合は速やかに訂正または削除してください.あなたにはその責任があります.

「〜と思う」をつければ「事実」ではなく「意見」ということになるでしょう.より細かく言えば「推測」です.推測は根拠が不十分だから推測なのですが,根拠が全くないわけではないでしょうから (全くないなら単なる妄想),求められれば推測に至った根拠くらいは示せるはずですし,反証があれば推測が誤りであったと判断することもできるはずです.例えば

> 悪く言えば、Seasarコミュニティは
> 既存のOSSプロダクトからアイデアやそこに使われている実装手法を真似るだけ真似てお返しは
> していないようにみえるともいえます。

> 「盗む」、「真似る」="Takeのみしている"ということです。

という記述からは,Seasar コミュニティ (って何?) が他の OSS プロダクトやコミュニティに対して何もしていないと推測しているように伺えます.そう推測するからには,少なくともメジャーどころの OSS プロダクトについて ML や BTS などをチェックして,そこに Seasar コミュニティ (って何?) の一員が全く見当たらないという程度の確認はしているわけですよね? どのあたりを確認したのかだけでも示していただきましょうか.

そういえば,故まさーるさんが開発した QuickJUnit プラグインという OSS プロダクトがあります.私はここにパッチを送ったりしてプロダクトのページにも名前を書いていただいたりしてるのですが,こういうのは他の OSS プロダクトやコミュニティに Give したことにはならないのでしょうか?
それから,shot さんは Codehaus にあった backport175 プロジェクトに対して提案などしていたわけですが,こういうのは Give したこにはならないのでしょうか?
小森さんは JBoss Cache 開発者のブログに謝辞を書かれたりしてますが,こういうのも Give したことにはならないのでしょうか?
もしこれらが Give したことになるのであれば,「お返しはしていない」「Takeのみしている」は事実ではありませんから速やかに訂正または削除してください.あなたにはその責任があります.
あるいは,これらでは Give したことにはならないというのであれば,あなたの言う Give ってのが何なのかについて説明をした上で,Seasar コミュニティがそれをしていないという根拠を示してください.あなたにはその責任があります.

> あるOSS開発コミュニティ自体が他のOSS開発コミュニティとの連携を宣言していなくても、
> そのコミュニティに参加している人間が他のOSS開発コミュニティに参加しあるOSS関連
> 機能をコントリビュートしていれば、「あるOSS開発コミュニティが他のOSS開発コミュニティ
> と(間接的に)連携している」といっても差し支えないように思います。

ふーん.
海外も含めていろいろな OSS プロダクトに貢献していると思われる岡本さん (Nirvana の yuna さんでもある) や,Eclipse HTML Editor などの作者で Click のコミッタでもあるたけぞうさんも Seasar コミッタなので,こういった人たちを通じて Seasar も他の OSS コミュニティと連携しているといって差支えないわけですね.であれば,

> Seasarコミュニティはそのオールインワンの姿勢が 
> 表すように、自分たちの仲間内だけで閉じているようにみえます。

っていうのは該当しませんね.どうでもいいけど.

ついでに言うと,オールインワンといっても Spring ほど「全部入り」になる予定はないです.個別に提供していたプロダクトについて,特定の組み合わせでも提供していこうというものですから.例えば S2Contaienr + Teeda + Kuina-Dao とか,S2Container + S2JSF + S2Dao とか, S2Container + S2Struts + Mayaa とか.
Spring はそもそも他のフレームワークと連携するような部分も全部まとめてひとつの配布ファイルになっていて,その意味じゃ最初からオールインワン.だからってそれを「閉じてる」って言わないと思いますけどね.どうでもいいけど.

とりあえず,あなたがさも事実であるかのように書いている点について,その根拠を示してください.繰り返しますが,あなたにはあなた自身が書いたことに対する責任があります.

# koichik (2006-07-08 01:00)

> #「事実であるかのように書いている」というのはあなたを含む読者の勝手な思い込み
> #で、こちらに根拠を示せというのは筋違いです。そんなことは知ったことではありません。

分かっていないようですね.
「読者の勝手な思いこみ」こそが重要なのですよ.あなたの意図や主張や真意こそどうでもよくて,あなたの書いた文章を読んだ人が事実でないことを事実と思いこんでしまうかどうか,それこそを問題にしています.もし本気で読者がどう思うか知ったことではないというなら,public な場に情報を発信することはやめて頂きたいですね.無責任にもほどがあります.

いいですか?
もし,あなたがここに書いた内容によって,私達の名誉が傷つけられたということになれば,名誉毀損で訴えることができるわけです.その場合の争点はあなたが書いた内容が事実かどうかではなく,単に私たちの名誉が傷つけられたかどうかだけです.例えあなたが書いたことが事実であってもそれは争点にはならず,あなたが書いた内容を読んだ人達の「勝手な思いこみ」によって私たちの名誉が傷つけられたかどうか,そこが争点になります.もし名誉が傷つけられたと判断されれば,「勝手な思いこみ」をした読者ではなく,あなたが賠償責任を負うことになります.たとえあなたの書いたことが事実であったとしても,です.
public な場で情報を発信するということは,そういうことなのです.あなたはあなたの書いたことを読者がどのように受け取るかについて責任を負っています.無責任ではいられないのです.それが受け入れられないなら,public な場に情報を発信しなければいいのです.選択の自由はあなたにあります.

断っておきますが,こちらは名誉毀損だとか裁判だとかには関心はありません.そうではなく,あなたがネット上で発信している内容について事実かどうかの確認を求めています.もし事実であれば私はそれを受け入れることになりますし,事実でなければ「事実であるかのように書いている」表現に対しては訂正または削除を要求することになるでしょう.

> #岡本さんやたけぞうさんがSeasar開発コミュニティとは全く別に活動されている部分まで
> #Seasar開発コミュニティの外部との連携というのはどうかと思いますよ。

岡本さんやたけぞうさんの活動を Seasar コミュニティ (って何?) の活動の一部だと主張するつもりは一切ありませんよ.Seasar コミュニティ (って何?) が,このお二人のような人達ともつながっているということを言っているのです.それは「自分たちの仲間内だけで閉じている」わけではないということの証です.

> #Teedaに関しては羽生さんからスクラッチであることはお聞きしていますが、MyFacesの
> #コードを読んで使えなかったから別に作ったということであって直接コードを利用して
> #いなくても一種の派生であると認識しています。

失礼ですが,これほど頭の悪い主張は久しぶり (数年ぶりか十数年ぶりか) に見た思いです.
一つお願いがあるのですが,2006/05/18 の該当エントリにもこの主張を書いておいてください.そうすれば,不幸にもあれを読んでしまった人が「Teedaに関してもMyFaces派生なだけ」というあなたの主張を「事実」だと思いこむことはまずないと思いますので.心の底からお願いします.

> #JavaWorldのある号の記事でSeasar2にはほとんど言及されていないにも関わらずSeasar2
> #について誤った文章がちょこっと書かれていたのをその記事の著者が悪意をもって書いたかの
> #ようにSeasar2メイン開発者のブログに書かれていたことがありました。それは明確な根拠が
> #あって書かれているのでしょうか?

もし「悪意をもって書いた」のが「事実」であるかのように書いてあり,その根拠を求める人が現れれば,ひがさんはそれを示す必要があったでしょうね.
しかしながら,実際には「悪意をもって書いた」ような表現をしているようには見えないし,それが「事実」であるかのような表現は皆無だと考えています.あの文章のどこが「著者が悪意を持って書いたかのよう」なのか,私には全く理解できません.
はっきりと不満を表現する必要があったかは疑問ですが,その表現については本人が日記上でお詫びしているので問題ないでしょう.

> 私がFUDとも受け取れる文章を書くことがあるのは
> #認めますが、私の書いた軽率な文章を糾弾されるのなら、

軽率に書いただけなら指摘された部分について表現を改めるくらいはできそうなものですが,そうしないのは単に軽率な文章だからではなく,意識して FUD を流しているのでは.どうでもいいけど.
あと,糾弾しようとは思ってないです.事実に反する情報がネット上で発信され続けているのを放置したくないだけです.

> 身内の書いた文章にも眼を
> #光らせておいてほしいものです。

それはありがたく拝聴しておきます.個人的には十分そうなってると思いますけどね.つい先週も私が書いたことについて複数の身内 (って何?) から ML や日記上でお叱りを頂いたばかりです.身内かどうか知らないけど 2ch からも糾弾されたけどね.

# koichik (2006-07-09 00:00)

> #Teedaの派生云々に関してですが、要するにあなたはコードを流用していなければ派生には
> #当たらないというわけですね?

いいえ,どこにもそんなことは書いていません.「MyFacesのコードを読んだ」というだけで「MyFacesの派生」というのはあまりにもひどい主張だと思っただけです.
ちなみに Teeda 開発者は Sun の JSF RI のコードも読んでいるはずなので,「Teeda は RI の派生」でもあるわけですね.

> 例えばMacOSやWindowsはXeroxのパロアルト
> #研究所で開発されたAltoの派生物であると一般的には考えられています

ふーん.随分と広い意味で「派生」という言葉を使うのですね.大系の中で,直系でも傍流でも何でもないが,多かれ少なかれ影響を受けていれば「派生」と表しているのでしょうか.それだと「Linux は Unix の派生である」ってことにもなるのでしょうか.そういう表現が一般的とは思えませんが.「BSD は Unix の派生である」とは言いますけどね.まぁ,いいでしょう.そういう広い範囲に適用されるような希薄な関係も含めて「派生」と言っているわけですね.「Java は C++ の派生」「Ruby は Smalltalk や Perl の派生」「RELAX は XML Schema の派生」ってことになるのでしょうか.何かの派生じゃないものなんて世の中に存在しなさそうですね.実際,既存のアイディアと完全に無関係なものなんてまず存在しないと思うので,それはそれで妥当かなとは思います.

> #マイクロソフトのMS-DOSについてもマイクロソフトとは関係しない個人が作ったモノ
> #(名前はど忘れ)の説明書を読んでゼロから書かれたモノという話について私は「MS-DOSは
> #ある個人が作ったモノの派生である」と認識します

どうでもいいことですが,その個人が Tim Paterson のことなら,MS-DOS は Tim Paterson が作ったものそのもののはずです.Microsoft は Tim Paterson のいた会社からその権利を買っただけだし,その後も (Microsoft が完全に買い取るまで) Tim Paterson は Microsoft のためにメンテをしていたはずですから.派生というより直系ですね.
その個人が Tim Paterson でないなら CP/M の作者である Gary Kildall のことでしょうか.Tim Paterson がどの程度 CP/M を参考にしたのかは知りませんが,「Linux は Unix の派生である」と同じ意味で「MS-DOS は CP/M の派生である」とは言えるのかもしれません.本当にどうでもいいことですが.

それよりも大事なこと.
以前は「TeedaはMyFacesのフォーク」のような表現をしていた記憶していますが,コードを流用すると「フォーク」で,流用していなくても多少なりとも影響を受けていれば「派生」ということでしょうか.そして Teeda が MyFaces のコードを流用していないことを知って「フォーク」を「派生」に訂正したのでしょうか.これだけでも訂正して頂けたのはありがたいことです.
「Windows は Alto の派生」「Linux は Unix の派生」と同じような意味なら,確かに Teeda もいろいろなものからの「派生」と言えると思いますが,その意味だったらあえて MyFaces だけ取り上げる必要はないと思います.例えば「Teeda も MyFaces も RI も Struts の派生」なら特に何とも思わなかったでしょうね.
しかし,あえて MyFaces だけ取り上げて派生といわれると,多少なりとも影響を受けているという程度の意味ではなく,もっと強い関連があると主張しているように読めてしまいます.もしそう主張したいならそれなりの根拠を示して頂きたいですし,そうでないなら (弱い意味の派生なら) わざわざ MyFaces だけ書いて誤解を招きそうな表現は訂正して頂きたいですね.

> #「"読者の勝手な思いこみ"こそが重要」というのはあなたサイドの主張、それに
> #"対して知ったことではないし、指摘箇所を訂正・修正する気もありません。

こちらサイドの主張,つまり「あなたにはあなたが書いたものについて責任がある」ということについて,名誉毀損を例として根拠を示したわけですが,それさえも「知ったことではない」ということでしょうか?
それって例えば「あなたのやっていることはこの条例に反しています」と言っても「それはあなたサイドの主張だから知ったことではない」と返すのと同じように思えるのですが...

> #「"読者の勝手な思いこみ"こそが重要」というのであれば、こことはどこか別の場所に
> #「ここに書かれている何月何日のエントリには事実とは異なることが書かれている」
> #と掲載しておいて、来訪者数の多いサイトにでもそこへのリンクを張っておけば済む問題です。

それで済むとは限りません.
ここを見る全ての人がより来訪者数の多いサイトも見るとは限りませんし,リンクをたどるとも限りません.仮にここを見る全ての人がより来訪者数の多いサイトを見るとしても,ここに何を書いても許されるという話にはならないと思います.

> #「そこに該当箇所からリンクを張れ」ということであれば張ってもいいです。

ここを見る全ての人がそのリンクをたどるとも限りませんから,これも十分な対応ではありません.
とはいえ,これは非常にありがたい提案なので,適切なリンク先があるものについては別途依頼させて頂くかもしれません.

> #指摘箇所への追記は行いませんが、指摘箇所とこのエントリが同じカテゴリに含まれる
> #ようには変更しました。

お心遣いには感謝しますが,あの記事を見た全ての人がカテゴリをたどるとも限りませんから,これも十分な対応ではありません.

すでに私への返答として相当な量の文章を書いて頂いてますし,カテゴリの変更もして頂いたわけで,かなりの手間を割いて頂いたことに感謝します.元の文章自体,頻繁に更新されたようですからその手間も相当なものでしょう.しかし,これだけの手間をかけるのであれば,あなたが主張していることの根拠を示すことはたわいもないと思うのですが,どうしてそれには応じて頂けないのでしょうか?
私はあなたがさも事実であるかのように書いていることが,本当に事実であるのかどうかをまずは確認しているわけです.それが事実なら受け入れるということも書きました.しかし,あなたはあなた自身が事実であるかのように書いていることについて,根拠を示すのは筋違いで知ったことではないという.とても理解に苦しみます.
結局のところ,

> #私個人の思い込みもおそらく入って書いています、書いたことが全て間違っているというのなら
> #それで構いません。感想に根拠を与えるために時間を掛ける気はないので。

と書いてるように単なる思いこみに過ぎなくて,根拠なんて示しようがないということでしょうか?
もしそうであるなら,単なる思いこみをさも事実であるかのように書いて,それが間違っていても「それで構いません」って,そんな主張が通るとでも思っているのでしょうか?

> 目くじらを立てて訂正を求めたり、名誉毀損だと騒がなければ
> #いけないほどの規模のユニークビジター数には程遠いです。

だからといって,何を書いても許されるというわけではありませんね.あと,名誉毀損の件は「言論の自由」「表現の自由」とは言っても責任が伴うということの根拠としてあげただけですので誤解しないようにお願いします.

> #JavaWorldの件について謝罪文が掲載されていたことまでは知りませんでした。

それは別にいいのですが,

> #JavaWorldのある号の記事でSeasar2にはほとんど言及されていないにも関わらずSeasar2
> #についてちょこっと触れた文章が間違っていたのをその記事の著者が悪意をもって書いたかの
> #ようにSeasar2メイン開発者のブログに書かれていたことがありました。

の中なんですが,「著者が悪意を持って書いた」かのように「ブログに書かれていた」と断言したまま放置するつもりなのでしょうか? もう一度ひがさんのブログを読み直して頂きたいのですが,「著者が悪意を持って書いた」と読み取れるような表現は見当たらないと思いますけど.そもそも著者に対しては単に間違っている点を指摘しただけでしょう.そして Seasar2 が取り上げられなかった点については不満を表明していますが,それは著者というより編集部を含めた企画に対してのものだし,どう読んでも「著者が悪意を持って書いた」と主張しているように読み取ることはできないと思いますが.

それから今更ですが,

> Googleからの来訪数はユニークビジター数ではないのでそれを宣伝するのはあまり...。

ひがさんが書いたことだったら,検索した結果のページ数であって来訪数ではないと思います.どこか別のブログの話だったらごめんなさい.

# koichik (2006-07-09 12:00)

> #「"作者の悪意であるかのように書かれている"」という私の認識をkoichikさんが「それは
> #誤解」と宣言すれば、そこで終わる話です、態々訂正するほどのことではないと思っています。

もし誤解を招くような表現がひがさんの日記の方にあるならそれこそひがさんの問題なので,まずはあなたに「もう一度ひがさんのブログを読み直して頂きたい」と書いてます.誤解だったかどうかの判断はあなたにもできるはずです.
「訂正するほどのことではない」ってのはよく分かりませんね.あなたが誤解だったことを認められれば,訂正することに躊躇する理由は何もないと思います.誤解ではないと思っているなら訂正する気になれないでしょうけど.だからこそ,まずはあなた自身に誤解だったかどうかの判断をして欲しいということになります.

> #CatalystやTuboGearsを例に出したのはまずかったかもしれません、JBossとGeronimo
> #の関係を例にするべきでした。

その違いがよく分かりませんが,JBoss と Geronimo の関係を「派生」と表現するのは他のどこかでも見かけることができるのでしょうか? 軽くググった程度では見つけることができませんでした.あなた独自の表現なのか,他でも見かけることのできる表現なのか,教えて頂けないでしょうか.

それから,とても肝心な点についてスルーされてしまったのですが,

> > こちらサイドの主張,つまり「あなたにはあなたが書いたものについて責任がある」ということについて,
> > 名誉毀損を例として根拠を示したわけですが,それさえも「知ったことではない」ということでしょうか?

についてお答え頂けないでしょうか? yes/no だけでも構いませんので.
もうひとつ,

> > 結局のところ,
> >
> > > #私個人の思い込みもおそらく入って書いています、書いたことが全て間違っているというのなら
> > > #それで構いません。感想に根拠を与えるために時間を掛ける気はないので。
> >
> > と書いてるように単なる思いこみに過ぎなくて,根拠なんて示しようがないということでしょうか?

これについても yes/no だけでも構わないのでお答え頂けないでしょうか?

# shot (2006-07-09 13:52)


>#Teedaに関しては「JSF仕様書を読むだけ」でなく、
>その実装にあたって「MyFacesのコードを流用はしていないが、
>コードを読んではいる」こともふまえて、派生としています。

Teedaをはじめた一人の開発者としてお伝えします。
JSF仕様書、SunのRIのコード、MyFacesのコードは読んでいます。
当然JSFの仕様書を元に作成していますが、
それだけでは曖昧な部分については解釈の元ネタとして
各プロダクトのコードを読んで、自分の考え、または一緒に開発してくださる方、
ユーザーの方の意見を踏まえて、判断しています。
それについて派生といわれるのであれば、派生となるでしょう。
何を派生とするかについては各自で判断してくれればよいことです。
私としてはそれを派生と呼ばないと思っています。

よって事実としては、koichikさんの言われる
「MyFacesだけでなく、SunのRIのコードも読んでいる」が正しいです。
ちなみにStrutsのコードも読んでいますし、CommonsELのコードや、
Tomcatも読んでいます。
それとこれは自分の思いですが、自分はMyFacesを攻撃や非難したことは
無いと思ってます。Originaterのひとつのプロダクトとして
尊敬していますし。ただし、ひとつだけよくないところは
バージョンアップで動かない機能がそれなりにあるというところです。
それについてはpublicな場所で書いたことがあるかもしれません。

もう一つ。
もともとTeedaはSeasar Foundationではじめたものでは
ありません。私が一つのOSSとして始めたものです。
(その頃はBaristaと呼んでいました。)
S2が好きでしたので、コアエンジンの一つとしてS2を使うつもりで
いました。Teedaのコンセプト「JSF meets DI x AOP」は
JSFの簡易DIをDIコンテナによる高機能なDIに置き換えて再構成したい、
そういう自分自身のニーズからです。
結果として、途中からSeasar Foundationに合流してます。

自分が始めたプロダクトなので、自分が伝えなければいけないと
思ったことをきちんと書いてみました。

# koichik (2006-07-10 00:00)

> #JBossとGeronimoの関係について書いておきます。

その関係があなたの言う「派生」の例というわけでしょうか.
であるなら,Teeda と MyFaces の関係とは全く異なると思いますが.Teeda 開発者の中に MyFaces 開発者は含まれていませんし,Teeda の中に MyFaces のコードが一部 (かなり?) 流用されているということもないでしょう (あると主張するなら根拠を示してください).そのような関係を「派生」と表現しているのであれば,2006/05/18のエントリで「Teedaに関してもMyFaces派生なだけ」と書いているのは明らかに間違いですから訂正をお願いします.

> #私が上記の感想文を書くにあたってそう感じた根拠?はありますが、それを
> #指し示して議論する気はありません。

こちらとしても「議論」をするつもりはありません.事実確認を求めているだけです.あなたはそれに応じる責務があります.その根拠は既に示したとおりです.前のコメントに書いた

> > こちらサイドの主張,つまり「あなたにはあなたが書いたものについて責任がある」ということについて,
> > 名誉毀損を例として根拠を示したわけですが,それさえも「知ったことではない」ということでしょうか?

について直接の返答は頂けないようですが,あなたがどう主張しようと責任から逃れることはできません.あなたが主張する

> #Web上の情報は玉石混交が常であり、私の書いた文書が事実かどうかは読む側が調査
> #して判定すべきことです。

という意見は読み手には必要な意識だと思いますが,それによって書き手の責任がなくなるわけではありません.現実にはネット上の情報に対して書き手は責任を負っているのです.
さらに,以下は tDiary.NET の利用規約からリンクされている「tDiary.Netのクレーム対応方針について」からの引用です.

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基本方針は「クレームは当事者間で解決する」です。tDiary.Netでは日記の内容について、明らかな犯罪行為である場合を除き、関知しない方針です。ですので、いかなる内容を書く場合においても、すべての責任は書いた側、すなわち利用者にあるとします。
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あなたは tDiary.NET の利用規約および「tDiary.Netのクレーム対応方針について」に同意してここに日記を書いているわけですよね? であるなら,ここに書かれている内容について,すべての責任は書いた側,すなわちあなたにあります.そして「クレームは当事者間で解決する」ことが求められています.これに従えないなら tDiary.NET の利用をやめるべきです.

> 何度「根拠を示せ」といわれてもこちらに
> #その気はないので、堂々巡りになるだけで時間の無駄にしかなりませんよ。

無駄かもしれませんが,こちらとしてはできることをやるだけです.こんなセリフで引き下がるつもりはありませんので,あなたも覚悟を決めてあなた自身の責任を果たして頂けるようお願いします.

> #要するにkoichikさんが言いたいのは「自分たちに対して何か批判めいたことを書くので
> #あれば綿密に調査して100%明確な根拠を用意してから批判しろ」ということですね。

いいえ.
批判であろうが賞賛であろうが単なる悪口であろうが,事実と異なることをさも事実であるかのように書いてあれば根拠を確認させてもらうこともあるし,それが事実でないことが確認できれば訂正または削除を求めることもあります.それだけです.
あなたが根拠の提示を求められたくないのであれば,事実確認を求められるような表現を不用意に使わなければいいと思います.以前も書いたように,「Seasar は嫌いだ」のような「意見」を書くだけなら全く問題はないのです.どう表現するかはあなたの自由です.その自由には責任が伴っています.ただそれだけのことです.

> #koichikさんは私の"Give&Take"の考えを読んで「お近づきしたくない人種」だと書かれ
> #ましたが、「批判するなら綿密に調査して100%明確な根拠を用意しろ」というような人と
> #私はお近づきになりたくはないですね。

私は「批判するなら綿密に調査して100%明確な根拠を用意しろ」とは一言も書いていません.そのように受け止められるような記述は一切ないと思っています.「お近づきになりたくはない」というのはあなたの「意見」なので構いませんが,私が一言も書いていないことをさも私が言ったかのような表現は「事実」に反するので訂正願います.
ちなみに,私があなたに「仲良くなれそうもない」という「意見」を書いた件については,あなたが「人間関係と同じで"Give&Takeが基本"」と明確に書いたという「事実」に基づいています.

> #JBossWorldの件については私が曲解していたことを認めます。

JavaWorld の件だと思いますが,曲解していたことを認めるのに「著者が悪意をもって書いたかのようにSeasar2メイン開発者のブログに書かれていたことがありました」という記述は訂正も削除もして頂けないのでしょうか? 該当部分の記述と「曲解していたことを認めます」という記述はかなり離れているので,該当部分だけ読んで誤解する人が出てくる可能性があるので訂正または削除をお願いします.個人的には打ち消し線を入れて頂くのがいいと思っていますが,方法はあなたにお任せするので何らかの対応をお願いします.

# koichik (2006-07-10 03:00)

> #「JBossとGeronimoの関係」がそのまま「TeedaとMyFacesの関係」に当てはまるとは一言も
> #言っていません、自分に都合の良いように曲解するのはやめてください。

それはおかしいですね.私は元々あなたが 2006/05/18 のエントリで書いた「Teedaに関してもMyFaces派生なだけ」という記述に含まれる「派生」という表現についての話をしています.「JBossとGeronimoの関係」がそれに当てはまらないのであれば,なぜそのような関係が例として出てきたのか理解できません.ましてや,

> #Teedaに関しては「JSF仕様書を読むだけ」でなく、その実装にあたって「MyFacesの
> #コードを流用はしていないが、コードを読んではいる」こともふまえて、派生としています。
> #CatalystやTuboGearsを例に出したのはまずかったかもしれません、JBossとGeronimo
> #の関係を例にするべきでした。

として出てきたのが「JBossとGeronimoの関係」だったのはなぜなのか,とても不思議です.それを曲解と言われても納得できません.あなたが勝手に不適切な例を持ちだしたというだけのことであり,それを私が (誤解でさえなく) 曲解したかのように書くのは単なる責任転嫁です.非常に不愉快ですね.

> #7/10(月)の24時までにこの文章を残しSeasarについてこの日記上で一言でも触れた文章
> #全てからSeasarに触れた部分を削除します。以後、Seasarについての文章は2度と書きません。

そうですか.それがあなたの出した結論ということですね.「この文章を残し」の範囲が分かりませんが,事実でないことをさも事実であるかのように書いた記述がなくなるのであれば,こちらとしても一応の目的を達成することにはなります.
最後までうまくコミュニケーションできなかったことはとても残念に思いますが,どんな形であれ対応を頂けることには感謝します.ありがとうございます.

> #あなたのような人と同じコミュニティ(the Seasar Foundation)に属している人に
> #この日記で私が個人的に収集している情報等を閲覧されたくないので該当すると思われる
> #方(アンテナに登録している方等)には「この日記がSeasarに関して何か書かない限り
> #2度とこの日記を読まない、もしSeasarについて何か書かれた場合は該当する文章のみ読む」
> #ように通達して下さい、よろしくお願いします。

これはお断りします.
ネット上に公開されている情報を参照する権利は各個人にあります.それを妨げることは私にもあなたにもできません.どうしてもあなたが「閲覧されたくない」という目的を達成したければ,public な場に情報発信することをやめるしかないのではないかと思います.
私自身,今後もこのサイトを見に来る可能性はあります.例え Seasar の話題ではなかったとしても,事実ではないことがさも事実のように書かれていたらコメントする可能性もあります.Seasar について書くかどうかにかかわらず,あなたはあなた自身が書いた文章に責任があるということをお忘れなく.

余談ですが,「Seasarについての文章は2度と書きません」と書いたすぐ後に「もしSeasarについて何か書かれた場合は」と,将来何か書くかのような含みを残しておくのは,矛盾しているとは言いませんし,もちろんあなたの自由でもあるのですが,率直に言ってカッコ悪い (単なる意見) と思います.

# shot (2006-07-11 14:09)

7/5のSpring vs Seasarのこのエントリは残すのでしょうか?